散歩とカツ丼

散歩とカツ丼 '10年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)
日本エッセイストクラブの ベストエッセイ集から
タイトルにもなっている「散歩とカツ丼」
このエッセイが印象に残りました。
そのままの如く
荷風は散歩が好きだったとか。
その散歩の途中にあるお店に立ち寄って
カツ丼をいつも注文していたそうで
気になったので調べてみたら
きまってカツ丼とお漬物としじみ汁、そして日本酒一合が
テーブルに並んだそうな・・・
後に荷風セットとしてお店のメニューにも加わったとの
ことですがこの大黒屋さんは2017年に閉店したそうです。
食に関する記憶は
鮮明に残っていることが多く
そういえば中学高校時代と過ごした町には、
はげ店というちょっと大きな声では
言いづらい、文字通り頭がつるつるの店主が
経営する豚丼と天丼の美味しいお店があったなと
思い出したのでした。
うんがよければ?店内でつるつる頭がトレードマークの
店主がカウンター付近に姿を現すときもあり
にこにこと客の注文の様子や食事風景を
いつも嬉しそうに眺めていました。
人気店で豚丼、天丼はもちろん美味しいのですが
一度店主が近くに座られたときにはどぎまぎしました。
今にして思えばなにもそんなに緊張することはないのにね(笑)
あの乙女な頃はともかく今なら平気で大口あけて食べれます、多分。
話はもどりますが、荷風セット
それにしても日本酒1合というのがいい、
日本酒党ではないけれどそのメニューで
雰囲気を味わってみたいような気持にかられます。
そしてその
永井荷風セットなるもののに対して
「こういうことなら、天ぷら蕎麦とサイダーを組み合わせた
宮沢賢治セットとか、サンドイッチとビールの村上春樹セットなども、
どこかの店のメニューにあるかもしれない。」
と読んだときには、あるかも、あるかも~とほのぼのとした読後感に包まれました。
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今日のコーヒータイム
NHKFMのクラシックカフェを聴きながら
いただき物の秋田土産、唐土庵のもろこし
懐かしい小豆の風味。うす焼きでサクッとした食感と
優しくとろける甘味で郷土菓子の素朴な風味を楽しみました。

うす焼もろこし 12枚
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